肛門周囲膿瘍を切開手術し、膿の排出を促す漢方薬が処方されました。新生児の薬の飲み方は?
処方された薬は「ツムラ排膿散及湯エキス顆粒」という、茶色の粉でした。
それを1日3回食後に飲ませないといけません。
シナモンフレーバーの、まさに「ザ・漢方薬」…。子どもによって飲ませ方の向き不向きがあると思うので、息子に試した方法をひとつ参考にしてみてください。
必要なものは小皿と水のふたつだけ。①から③の違いは水の量です。
① 水で練って団子にする作戦
薬局で指導された方法です。
「赤ちゃんは苦みを感じやすいので、舌につけないように飲ませるのがポイント」という指導で頭がいっぱいに 笑 そのせいで息子に合った方法(③です)にたどり着くまで1週間かかりました。
お薬を小皿にうつし、ごく少量の水(1滴2滴)で練り練り。小指の腹で掬い取り、子どもの頬の内側もしくは上顎に擦り付ければOK。そうすれば自分で飲み込むらしい、が、息子は飲めませんでした>﹏<
結局母乳やミルクで流し込むことになりましたが、えずいてしまって吐くことも多々ありました。
ちなみに吐いてしまっても、追加で飲ませなくて良いとのことでした。
② 水に溶かす作戦
苦い薬はかわいそうだと思い、水で延ばせば苦みを感じる前に一気飲みできるのではと期待して、多めの水で溶くことにしました。
①と同じく小皿にうつし、1ml程度の水を加えて混ぜ混ぜ。お皿を机につけて、円を描くように回すとよく混ざります。
粉が沈殿しないうちに(溶け切らないです)飲ませようとすると…焦る気持ちもあり、子どもは全然飲めません。口に含んでも、吐き出してしまってスタイはびちゃびちゃ。
③ 少量の水でどろどろペースト作戦
加える水の量は①と②の間くらい、指では掬えない程度のどろどろテクスチャーをつくれば完成。
小皿から直接口に流し込むと、味わうようにちゅぱちゅぱしながら、吐くこともなく飲み込みました。お口直しの母乳も、別にいらないというようにプイっと顔を背けるくらい、味は気にしていないようでした。
意外なことにがっつり漢方薬の苦みを味わうこの飲み方が、息子にぴったりでした。成功率はほぼ100%。
もしかすると、新生児ゆえに良くも悪くも味覚が未発達なのかもしれません。
1週間に1回の経過観察を挟みながら、排膿のお薬生活は6週間続きました。
機嫌がいいときに飲ませると上手くいきます!
泣いている最中だと、変なとこ入っちゃいます(⊙x⊙;)
- 小皿を使い、漢方薬と少量の水でどろどろペーストを調製
- 機嫌のいいときに、直接小皿を口にあてて飲ませる
- 服についたお薬は予洗いして洗濯機へ。なにもしないで突っ込むと、茶色く色残りします